初心者が押さえたいLinuxのコマンド一覧【36回】

初心者が押さえたいLinuxのコマンド一覧
ビジネスパーソンのためのプログラミング講座【第36回】

 

Linuxでは、コマンド入力画面から、キーボードでコマンド(命令)を打ち込んで操作を行うのが一般的です。わざわざコマンドを覚えて入力するのは、面倒で難解な印象もあるかもしれませんが、メリットもあります。 ここでは、初心者が最初に覚えておきたいLinuxのコマンドを紹介します。

■感覚的なGUIと正確性のCUI
WindowsやMacOSのように、主にマウスを使って操作を行う方式を、GUI(Graphical User Interface)方式と呼びます。
一方、Linuxのように、コマンド入力画面から、キーボードでコマンド(命令)を打ち込んで操作を行う方式をCUI(Character User Interface)方式と呼びます。
GUIが感覚的に操作を行うことができ初心者にも簡単に扱えるのに対し、CUIはコマンドを覚える必要があり難易度が高そうな印象があります。
しかし、CUIの長所はコマンド入力で操作を行えるため、より厳格で正確な操作を行える点です。
間違いが許されない重要な作業を行う際にはこちらの方が適しています。
また、実行内容の証拠を残す場合にも、CUIの方が容易に厳密な証拠を残すことができます。
LinuxでもGUIを提供しているディストリビューションもありますが、コマンド入力による操作を覚えておいて損はありません。
そこで、初心者が押さえておきたい基本のLinuxコマンドを紹介します。

■基本的なLinuxコマンド
・cd
ディレクトリを移動するコマンドです。

$ cd (ディレクトリ名)

のように指定して、指定したディレクトリに移動します。

$ cd /home/dir1/dir2

このように記述して、ルート・ディレクトリからの絶対パスで指定することもできます。

$ cd ./dir2

のように、現在のディレクトリから相対パスで指定することもできます。

・pwd
現在のディレクトリを確認するコマンドです。現在のディレクトリが絶対パスで表示されます。

・ls
現在のディレクトリ内に存在するディレクトリとファイルの一覧を表示します。

$ ls -al
とすると、更新日時やユーザー権限などを含む詳細なファイル情報が表示されます。

・mkdir
現在のディレクトリに新たにディレクトリを作成します。

$ mkdir (ディレクトリ名)

のように指定します。

$ mkdir dir1 dir2

このように指定すると、複数のディレクトリを同時に作成することができます。

$ mkdir -p dir1/dir2

現在のディレクトリにdir1を作成し、さらにdir1にdir2を作成する書式です。

$ mkdir -m g+w

ディレクトリのアクセス権を指定する書式です。“g+w”の部分がMODEといってアクセス権を意味する文字列です。ここでは、「グループに対して/現在のアクセス権に加えて/書き込み権限を付与」を意味しています。

・su
ユーザーを切替えるコマンドです。主にソフトフェアのインストールなど管理者権限が必要な作業を行うときに使います。

$ su (ユーザー名)

のように指定します。

$ su

と、ユーザー名を省略すると管理者権限ユーザーへの切替えを行います。
パスワード入力を求められるので、パスワードを入力するとユーザーが切り替わります。

$ id

で、現在のユーザーを確認できます。

■まとめ
使用頻度の高いコマンドを紹介しましたが、あと数個のコマンドを覚えれば、Linuxのほとんどの操作を実行することができます。
リファレンスも充実しているので、それ以外のコマンドは必要に応じて補っていけば問題ありません。

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投稿日: 2017年5月12日

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