Linuxの64bitと32bitの違いとは?【35回】

Linuxの64bitと32bitの違いとは?
ビジネスパーソンのためのプログラミング講座【第35回】


LinuxはオープンソースのOSで、ディストリビューションと呼ばれる様々な種類のものが提供されています。主なディストリビューションの特徴と用途を踏まえた選び方を紹介します。

■「bit」とは情報の量を表す単位
まず、bit(ビット)というのは情報の量を表す単位です。
1bitの情報は「0か1か」の2通りの状態を表すことができます。
2bitでは、2×2=4通り、3bitでは2×2×2=8通りの状態を表すことができます。
コンピュータの内部では、このように0と1の組み合わせで情報を表すので、bitが情報量の基本単位として用いられています。
ちなみに、8bitを1byte(バイト)と言い、ファイルの大きさやハードディスクの容量を表す際には、こちらの方がよく用いられます。

■32bit、64bitの違いはCPUの性能を表す
コンピュータの心臓部であるCPUの性能を表す際にも、32bit、64bitのようにbitが用いられます。
これは、CPUが一度に処理することができる情報量(bit幅)のことで、64bitの方が複雑な命令を処理したり、一度に大量のデータを扱ったりできます。
一般的に32bitより64bitの方が高性能とされますが、処理の速度は1秒間の処理回数であるクロック周波数など他の性能の違いによっても変わります。

■これからLinuxを購入する人は、マシンのCPUに合わせて選ぼう
基本的には、64bitのコンピュータには64bitのLinux、32bitのものには32bitのLinuxを使います。
64bitと32bitのコンピュータでは、CPU内の処理で用いる命令が一部違っているので、それぞれ専用のLinuxを使う必要があります。
ただし、64bitのコンピュータは32bit用のソフトウェアと互換性を持つように設計されているため、64bitのコンピュータで32bitのLinuxを動作させることはできます。
しかし、その場合は32bitのコンピュータのように動作することになるので、64bitの性能をすべて発揮することができません。
特に32bitのコンピュータは、最大でも4GByteのメモリしか認識できないように設計されていますので、64bitのコンピュータに32bitのLinuxを載せた場合、4GByte以上のメモリを積んでも高速化されません。

■中古のマシンにLinuxを導入するとき気を付けること
新しいマシンを購入して、これからLinuxを導入する人は、64bitのLinuxを導入するとよいでしょう。
前に述べたように、最新のマシンの性能を十分に発揮されるためには、64bitのLinuxを用いる必要があるからです。
中古のマシンを使ったり、サポートの切れたWindowsからLinuxに載せ替えたりするなど、古いマシンの場合は注意が必要です。
まず、マシンのCPUが64bitか32bitかを確認し、それに合ったLinuxを導入してください。
特に32bitのコンピュータでは、64bitのLinuxは動作しないので気をつけなければいけません。
■まとめ
Linuxを使う際には、自分のマシンの性能や環境、64bitと32bitの違いなども考慮して、最適な方法を選びましょう。

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投稿日: 2017年5月12日
カテゴリー: ブログ

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