プログラミングの「配列」とはどんなもの?【26回】

プログラミングの「配列」とはどんなもの?
ビジネスパーソンのためのプログラミング講座【第26回】


プログラミングにおいて配列はデータを扱う際に知っておくと便利なものです。
そこで今回は配列についてご説明します☆


■配列とは
配列は同じ型の複数の値を一つの名前(変数名)添え字によって管理する仕組みです。
例えば7人の人の氏名の情報を配列で管理するとします。

この7人分のデータは配列において一列に並べられているとイメージしてください。
この時一人一人の名前であるデータを「要素」といい、並んでいる順番の番号を「添え字」といいます。
この添え字は「0」から始まるので注意しましょう。

“氏名”という配列があるとして、次のようなイメージです。
氏名[0],氏名[1], 氏名[2], 氏名[3], 氏名[4], 氏名[5], 氏名[6],
という風に一列に並んでおり、それぞれ[0]のところに「田中」だったり[3]に「佐藤」という値が格納されています。

■配列の使い方
配列は
型名 配列名[];
で宣言します。

例えば
int number[5];
といった具合です。
[]内に書いている5は要素の数です。

ただ配列を宣言しただけではデータを格納する領域を持っていません。

宣言と併せて初期化も行います。
初期化とは値を設定しておくことです。
int number[] = {3,22,1,7,4};
この時、[]内の要素数を省略することもできます。

このようにして配列に値を格納することができますが、値を使う際は
int wa; wa = number[0] + number[1]; number[2] = wa;
といった具合に添え字を指定することで値を参照したり書き換えたりできます。

■配列を使うことのメリット
配列を使うことで効率のよくコーディングができます。
もし配列を使わない場合、7人分の氏名を表示しようとするとこのようになります。

char simei1 = “田中”;
char simei2 = “山本”;
char simei3 = “佐藤”;
char simei4 = “本多”;
char simei5 = “後藤”;
char simei6 = “斉藤”;
char simei7 = “吉田”;

printf(“1人目の氏名は%d\n”, simei1);
printf(“2人目の氏名は%d\n”, simei2);
printf(“3人目の氏名は%d\n”, simei3);
printf(“4人目の氏名は%d\n”, simei4);
printf(“5人目の氏名は%d\n”, simei5);
printf(“6人目の氏名は%d\n”, simei6);
printf(“7人目の氏名は%d\n”, simei7);

変数を7つ用意しないといけませんし、それを出力するためにもそれぞれ処理を記述しなければいけません。

これを配列で扱うと
char simei[5] = {“田中”,”山本”,”佐藤”, ”本多”, ”後藤”, ”斎藤”, ”吉田”};
for(i=0; i<5; i++){
printf(“%d人目の氏名%d\n”, i+1, simei[i]);
}

と、たった4行で記述できます。
要素数でデータを指定できるためfor文を使用できるようになりました。
このように効率の良いプログラミングはコーディングミスも防げ、可読性も増します。

■まとめ
いかがでしたでしょうか?
種類や取り扱いの同じデータは配列を使って効率よくプログラミングをすすめましょう。
同じ型だからといって何でも配列に入れてしまうと逆に分かりづらくなるので、必要に応じて配列を使っていきましょう。

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次回ビジネスパーソンのためのプログラミング講座【第27回】ではプログラミングで使う「if」とはどんなもの?主な使い方とはについてご紹介していきたいとおもいます。
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投稿日: 2017年2月16日

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