プログラミングに出てくる「パス」ってどんな意味?【24回】

プログラミングに出てくる「パス」ってどんな意味?
ビジネスパーソンのためのプログラミング講座【第24回】


プログラミングをしていると「パスを通して」など、「パス」という言葉が出てきます。
この「パス」とはどういう意味なのでしょうか・・・。
そこで今回は「パス」についてご説明いたします☆


■「パス」とは
「パス」は、「パス」または「path」と表します。
パスはファイルやフォルダの場所を示した文字列のことです。

例えば
C:\Program Files\Java\jre6\lib\ext
・・・では「ext」というフォルダ名を、それがどこにあるのかを含めて示しています。

そして、フォルダだけでなくファイルも示します。
C:\Program Files\Java\jre6\lib\ext \dns_sd.jar
単にフォルダ名やファイル名を指定すればいい、ということではなくそれがコンピュータ内のどこにあるのかを表すのがパスです。

コンピュータがファイルやフォルダを操作する際、ただファイル名やフォルダ名を指定されただけでは、それがどこにあるのか分からず操作することができません。
コマンドプロンプトで「cd Java」と実行したところでエラーになるという話です。

従ってファイルやフォルダを指定する際にはパスという考え方を用いるのです。
パスはファイルやフォルダを操作する上で重要な考え方です。
パスはパソコン内だけでなく、Webにおいても用いられるもので「http://ドメイン/フォルダ名/ファイル名」はパスになります。

■「パス」の種類
パスは指定方法の違いで「絶対パス」「相対パス」という種類があります。
ドライブ名からすべて目的のフォルダまたはファイルまでの道筋を表したものが「絶対パス」といい、先ほどの例も絶対パスで記述しています。

これに対し、現在位置からの目的のフォルダまたはファイルまでの道筋を表すものが「相対パス」です。

例えば
先ほどの例で、現在Javaフォルダにいて目的がProgram Filesのtest.txtというファイルである場合
..\test.txt
で指定します。
「..」は上位フォルダを表しています。
また、起点となるフォルダは「.」で表します。

絶対パス、相対パス以外にも「フルパス」というものもあります。
WebにおいてURLは通常サーバーのCドライブ等一部のフォルダの記述を省略しています。
それを省略しないのがフルパスです。

■「パス」の活用場面
パスはプログラミングにおいても、ソフトウェアの動作する環境においても重要なものです。
プログラムがファイルやフォルダを読み込んだり書き換えたり、また作成したり削除したりするといったことはよく行われることです。
では・・・どのファイル・フォルダを操作するのか?、これを指定するのがパスです。

例えば
FILE *fp = fopen(“C:\Users\test.txt”,”r”);
といった具合に、ここではC:\Usersにあるtest.txtファイルを開く処理をしています。
実際にプログラミングする際はソースコードに直接パスを書き込むことはありません。

設定ファイルに指定しておいてそれを読み込むようにしたり環境変数のパスを読むようにします。
環境変数とはOSまたはログインユーザーごとに設定されているもので、アプリケーションが動作する際はその値を参照しています。
環境変数にも「PATH」という変数があるのです。
このPATHに予めパスを指定しておくこともできます。
それにより絶対パスでなく相対パスで操作することが可能となります。

このように予めパスを指定してパソコンに場所を伝えておくことを「パスを通す」といいます。
パスにはJavaがクラスを検索するために指定している「CLASSPATH」などもあり様々なところで設定されています。

■まとめ
いかがでしたでしょうか?
わかっているようで、わかっていなかった!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
皆様のスキルアップにおいて一助となれば幸いです♪
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次回ビジネスパーソンのためのプログラミング講座【第25回】ではプログラミングにおける引数とは?戻り値との違いはどんなこと?についてご紹介していきたいとおもいます。
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投稿日: 2017年1月15日

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